
「第57回豊田おいでんまつり」が7月26日・27日、豊田市中心市街地などで行われた。
夏の風物詩「豊田おいでんまつり」開催 52連1800人超による総踊りも
初日の26日には、名鉄・豊田市駅前一帯で「おいでん総踊り」が行われ、オープニングイベントとして、今年11月に豊田市内で開催される「世界ラリー選手権フォーラムエイト ラリージャパン2025」の開催をPRしようと、5台のラリーカーがメインステージ前に登場。太田稔彦豊田市長やラリードライバーの勝田範彦選手、とよたPR大使のメンバーらが、ラリーの魅力や今年のラリージャパンの見どころ、チケット販売について、来場者に紹介した。
続いて、水鉄砲や放水で涼を感じる企画「スプラッシュおいでん」が始まり、豊田のご当地アイドル「Star☆T(スタート)」やトヨタヴェルブリッツの選手らも参加して、アレンジ曲「おいでんremix」の音楽に乗りながら、子どもたちが水をかけ合ったり、的当てゲームを行ったりするなどして涼を楽しんだ。
オープニングセレモニーの後に行われた市内の園児らによる「リトルおいでん」では、11の踊り連・310人の園児たちが、テーマ曲「おいでん」に合わせ元気いっぱいの踊りを披露し、わが子や孫の踊りを一目見ようと、カメラを持った多くの家族らが沿道に詰めかけた。
その後の、5月末から市内各所で行われた「マイタウンおいでん」で審査を通過した52の踊り連・1854人による総踊りでは、決まった振り付けで踊る「ベーシックスタイル」と、独自の振り付けで踊る「フリースタイル」の2部門で審査。色とりどりの衣装を身にまとった参加者たちは、満面の笑顔と元気のいい掛け声、全身を使った大きな身ぶりで、自らの踊りを懸命にアピール。ベーシックスタイル部門の「おいでん大賞」はHope☆Star、フリースタイル部門の「おいでん大賞」はUJSCが受賞した。
翌27日には矢作川河川敷・白浜公園一帯で「おいでんまつり花火大会」が行われた。同花火大会の名物、音楽に合わせて花火が打ち上げられる「メロディー花火」では、ディズニー映画「美女と野獣」のテーマ曲に合わせて色とりどりの花火が夜空を彩り、最後は恒例のナイアガラ大瀑布(ばくふ)が会場を明るく照らし、祭りのフィナーレを盛大に飾った。