
「キッズスポーツフェスティバル2025」が10月11日、スカイホール豊田(豊田市八幡町)で開催された。
球技や武道など、さまざまなスポーツ競技を体験できるイベントを通して、子どもたちにスポーツに親しむ機会を提供しようと、豊田市と豊田市スポーツ協会が主催して毎年行っているもので、今年で4回目。
午前と午後の2部制で、事前に申し込んだ年中園児から小学3年生までの児童が、硬式野球やバレーボール、サッカーなどの球技をはじめ、剣道や弓道、陸上競技、体操など16種目の中から3つの種目を体験した。
会場は、メインホール、サブホール、武道場、多目的ルームに競技会場が分けられており、それぞれの競技はスポーツ少年団の指導者が練習を受け持つ形で運営した。
メインホールで行われていたバレーボールでは、参加者がオーバーハンドパスやアンダーハンドパス、スパイク、ブロックといったバレーの基本的なプレーに挑戦。スパイク練習では、利き手と逆の腕を高く上げて弓のようにしならせながら利き手を振り下ろす動作を学び、何度も繰り返して練習する参加者の姿が見られた。
武道場での剣道は、竹刀の持ち方や、構え、竹刀の振り方の指導を受け、胴着が付けられた打ち込み台に向かって、大きな声で「面」と叫びながら竹刀を打ち込んだ参加者が「楽しかった」とつぶやく様子も見られた。
参加した児童たちは、「バレーボールをスパイクできて楽しかった」「竹刀を人形(打ち込み台)に打てて楽しかった。またやりたい」と笑顔を見せ、保護者は「やったことがない競技に挑戦できて、子どもも楽しめて良いイベント」と話していた。