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(仮称)豊田市博物館 本格着工に向け安全祈願祭

安全祈願祭で展示された「(仮称)豊田市博物館」の完成予定模型。

安全祈願祭で展示された「(仮称)豊田市博物館」の完成予定模型。

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 旧豊田東高校跡地の「仮称・豊田市博物館」建設予定地(豊田市小坂町1)で1月17日、建設工事の安全祈願祭がに執り行われた。

(仮称)豊田市博物館 本格着工に向け安全祈願祭

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 同館は、豊田市郷土資料館に代わる施設として2023年度中に部分開館、2024年秋に全面開館を予定している。

 当日は、安全祈願祭を主催した施工業者をはじめ、太田稔彦・豊田市長や豊田市議会議長、同館を設計した建築家の坂茂(ばん・しげる)さん、豊田市関係者など約30人が出席し、工事期間中の安全を祈願した。

 安全祈願祭で、太田市長は「郷土資料館が開館して55年たち、博物館へのたすきがつながれた。博物館が将来、たすきがつながった人たちの交流する場として役割を果たすことを期待する」と、博物館建設への思いを述べた。

 坂さんは「市民の憩いの場、発表の場となることを確信している。豊田市が文化の街として知れ渡ることになるよう、しっかりと建設を進めていく」とあいさつした。

 同館は地上4階建てで、延べ床面積は約7,800平方メートル。「みんなでつくりつづける博物館」をコンセプトに、常設展示室、コレクション展示室、企画展示室やセミナールーム、体験室などを備える。常設展示室では、豊田市の歴史や自然、人々の暮らしについて、所蔵資料やジオラマ、映像で紹介するほか、高さ=約8メートル、幅=約12メートルに所蔵資料を展示する壁面集合展示や、市民体験・参加型の展示も行い、企画展示室・コレクション展示室では、国宝・重要文化財などを展示する予定。

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