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とよたハウジングガーデンでSDGsイベント プロミュージシャンが廃材楽器を演奏

「みらい楽器ラボ」SDGs演奏会の様子。

「みらい楽器ラボ」SDGs演奏会の様子。

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 総合住宅展示場「とよたハウジングガーデン」(豊田市秋葉町)で1月23日、「SDGsデー楽しく学ぼう!」と題したイベントが開催された。

とよたハウジングガーデンでSDGsイベント プロミュージシャンが廃材楽器を演奏

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 イベントは、豊田市や近隣から訪れる家族連れなどの来場者に向けて持続可能な開発目標(SDGs)について楽しみながら学んでもらおうと同展示場が企画したもの。

 場内のイベント広場「アジアンスクエア」では、企業から寄せられた廃材を生かした手作りワークショップブースの出展や廃材で作った楽器を用いた演奏などが行われた。

 このうちSDGsワークショップブースには、豊田市や岡崎市などの地元クリエーターらが参加。ランドセルの余剰生地で作る「皮タグ」やテントを作る際に端切れとなった生地を用いた「三角コインケース」作りなど、企業から提供された廃材を活用し来場者と楽しみながら個性ある作品に蘇らせた。

 SDGs演奏会では、廃材を用いた楽器作りを手掛けている「みらい楽器ラボ」のKajii創さんが、自ら製作した花のようなデザインで24本のペットボトルとバルブ、自転車のホイールを用い空気圧で調律し澄んだ音色が持ち味の「エアコーク」を演奏。映画「コンフィデンスマンJP英雄編」や「報道ステーション」テーマ曲の演奏に参加している打楽器奏者の大石竜輔さんと名古屋を中心にライブ活動を行うドラマーの奥村将和さんも演奏に参加し、廃材楽器によるジャムセッションを披露すると、来場者は体を揺らしながらアドリブで繰り広げられる音楽に身を委ねていた。

 企画を担当したクリエーターの田籠智子さんは、「企業では利用済みの廃材でもクリエーターにとっては貴重な資源となる。こうした取り組みを通じて捨てられるものを少しでも減らすとともに、地元の人に楽しみながらSDGsを身近に感じてもらえれば」と話す。

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