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三好高校で「スポーツ科学科 スポーツ講座」 ドラゴンズ元コーチが講演

「令和3年度 スポーツ科学科 スポーツ講座」の様子。

「令和3年度 スポーツ科学科 スポーツ講座」の様子。

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 愛知県立三好高校(みよし市三好町)で1月21日、大塚製薬との連携事業「令和3年度 スポーツ科学科 スポーツ講座」が開催された。

三好高校で「スポーツ科学科 スポーツ講座」 ドラゴンズ元コーチが講演

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 これは、スポーツ科学科の1・2年生を対象に、スポーツの現場で活躍している指導者を招いて話を聞くことで、 スポーツについての視野を広げ、意識を高めるとともに、競技力向上や、進路選択に生かしてもらおうと行っているもの。

 5回目となったこの日は、三好高校出身で、プロ野球中日ドラゴンズのコンディショニングコーチとして44度のリーグ優勝に貢献し、現在は、沖縄県のプロ野球独立リーグ「琉球ブルーオーシャンズ」でコーチを務める勝崎耕世さんを講師に迎え、スポーツ科学科1・2年生233人を対象に「コーチを経て学んだこと 成功する人」について講演が行われた。

 講演では、勝崎さんが、スポーツ指導者を目指すようになったきっかけやアメリカやドイツで学んだスポーツ選手の育て方、野球の面白さなど、自身の経歴を振り返りながら、スポーツの練習法と成功する人との関連性について話した。

 その中で、「スポーツ界で活躍している人たちは、失敗をしに練習に来ている。最初から実行できる練習メニューを続けるのではなく、たくさん失敗し、成功に続くトレーニングを自分で編み出さないと、次のステップには行けない。どうか、失敗を恥ずかしがらず、失敗を楽しんで、力を伸ばしていきましょう」と話すと、生徒たちは納得したようにうなずき、今後の部活動に役立てようと熱心にメモを取っていた。

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