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豊田スタジアムで豊田市消防団警防技術大会 団員の技術競う

豊田スタジアム多目的広場で開催された「第1回 豊田市消防団警防技術大会」の様子。

豊田スタジアム多目的広場で開催された「第1回 豊田市消防団警防技術大会」の様子。

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 豊田スタジアム(豊田市千石町7)多目的広場で6月12日、「第1回 豊田市消防団警防技術大会」が開催された。

豊田スタジアムで豊田市消防団警防技術大会

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 同大会は、豊田市消防団内の小隊が安全・確実・迅速に災害対応を行うため、火災現場対応能力や警防活動に必要な技術の向上を目的に本年度から始まったもので、今回は総務省消防庁の支援を受けて「消防団の力向上モデル事業」として開催。当日は、市内各地域を代表する14小隊・65人が出場した。

 警防技術大会は、消防操法大会が基本的な消火技術の動作確認、正確性、タイムを競うのに対して、より実践的な内容とするため、防火衣の着用、事前に付与した想定に、各小隊が消火技術を披露し、安全・確実性に重きを置いている。

 大会では、小型ポンプの操法やホースの準備、的をめがけての放水、撤収など、一連の技術を競い合い、防火衣を着た団員が小隊長の指示の下、障害物を回避しながら消火活動に取り組んだ。

 足助や小原地区の山間地域での活動が多い小隊は、ホースの延長を行うため、背中にホースの束を背負って動き回ることができる「背負器」を使ったり、暗闇や騒音の中での活動を想定した小隊は、正確な指揮、連絡が取れるように、トランシーバーやデジタル簡易無線機を使ったりするなど、いずれの小隊も工夫を凝らした消火戦術を披露し、日頃の訓練の成果を発揮した。

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