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豊田のフリー誌「耕Life」が日本コンテンツ大賞 知事へ受賞報告

大村知事を表敬訪問した「耕Life(こうライフ)」編集者と一般社団法人「日本地域情報振興協会」の藤丸順子専務理事。

大村知事を表敬訪問した「耕Life(こうライフ)」編集者と一般社団法人「日本地域情報振興協会」の藤丸順子専務理事。

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 デザイン会社「こいけやクリエイト」(豊田市平戸橋町)が発行しているフリーペーパー「耕Life(こうライフ)」が、一般社団法人「日本地域情報振興協会」(東京都中央区)が主催する「日本地域情報コンテンツ大賞2022」で大賞を受賞したことを受け、12月19日、大村秀章愛知県知事を表敬訪問し受賞報告を行った。

豊田のフリー誌「耕Life」が日本コンテンツ大賞 知事へ受賞報告

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 日本コンテンツ大賞は、全国のタウン誌、地域密着型のフリーペーパーや動画、ウェブサイトからエントリーを募り、コンテンツのクオリティーや読者支持率など多彩な視点で審査を行い、評価の高いものを選定して表彰するコンテスト。内閣府や経済産業省などが後援し、地域創生や観光、ビジネスなど15部門が設けられ、今回は全国から144媒体がエントリーした。

 同誌は、「人生を耕す」をテーマに、豊田市内の農業や食、暮らし、環境、文化について、地域に根差した情報を発信している季刊発行のフリーマガジン。2012(平成24)年の創刊以来、主婦をはじめ広く市民から支持され、創刊10周年を迎えた節目の年に、最高位となる「日本地域情報コンテンツ大賞」の受賞をはじめ、4部門で受賞した。

 愛知県公館(名古屋市中区)で行われた表敬訪問には、西村新(しん)編集長をはじめ関係者3人と、一般社団法人「日本地域情報振興協会」の藤丸順子専務理事が出席。

 藤丸専務理事は、東日本大震災が発生した2011(平成23)年に全国各地の地域情報メディアを対象に始めた「日本コンテンツ大賞」の概要や今年の審査状況などについて大村知事に説明。西村編集長は創刊から10年を迎えたタイミングでの大賞受賞の感想やフリーペーパーを通じた地域貢献や人との出会いなどについて述べ、受賞の喜びを大村知事に報告した。

 大村知事が紙媒体の置かれた厳しい環境に触れ、冊子の有料化について尋ねる場面で、西村編集長は「気軽に手に取ってもらうためにフリーペーパーとして続けていきたい」と今後も変わらずフリーペーパーを発刊していく意気込みを述べた。

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