「みよし市民病院祭」が11月10日、みよし市民病院(みよし市三好町)で開催された。
同病院の開設60周年を記念するとともに、日頃見ることができない病院の施設を見学したり、職業体験を疑似体験したりすることで、「市民に感謝の気持ちを伝えよう」と開いた同イベント。
この日は、「笑顔~これからも地域の皆さんと共に~」をテーマに協力団体によるステージ、ミニ健康講座、尾三消防本部による消防車・消防服の展示など、さまざまな催しが用意された。
駐車場に設営されたステージで開会式が行われ、小山祐みよし市長、伊藤治院長らがあいさつした後、イベントがスタート。院内では、医師や看護師、薬剤師の仕事体験が行われ、白衣を身にまとった子どもたちが、医師や、看護師のレクチャーを受けながら軟こうの調剤や大腸カメラの操作などを体験した。
模擬の血液を使って血液型を当てる血液型検査体験では、用意された血液に2種類の試薬を混ぜると特定の血液型だけが凝固し、子どもたちは、血液の反応を見ながら血液型を予想するなど、楽しみながら病院の仕事への興味を深めていた。
ほかにも野外ステージでは、地元団体によるダンスや合唱の披露、みよし市民病院の職員によるバンド演奏などで終始盛り上がりを見せた。