
「第9回 石川家住宅なつまつり」が7月19日、みよし市指定文化財「石川家住宅」(三好町上82)で開かれた。
みよし市指定文化財「石川家住宅」で夏まつり 昔ながらの遊び伝承
夏休みに入ってすぐのこの時期に、ものづくり日本の礎を作った先人が子どもの頃に慣れ親しんだであろう「生活」や「遊び」を親子で一緒に楽しんでもらうとともに、イベントを通して石川家住宅についての理解を深め、施設に足を運ぶきっかけをつくろうと、毎年開いている同イベント。真夏日となる中、地域に住む家族連れなどが、開場となる午前9時から続々と訪れ、会場内に設置された昔ながらの遊びを楽しんだ。
石川家住宅の中庭では「風船つり」、東蔵では「紙風船作り」「ぬりえ」「紙相撲」、池の南側では「シャボン玉」など、施設内に昔ながらの遊びを用意した。
今年初めて用意した「水鉄砲あそび」は、竹筒に水を入れ、押し出し棒で筒の中の水を押し出すタイプの水鉄砲を使い、キラキラ光る的に水を当て、当てた回数に応じて賞品がもらえる遊び。子どもたちは施設スタッフから説明を聞き、何度か練習。その後の本番では、的にしっかり水を当て、石川家住宅オリジナルの缶バッジを受け取ると、うれしそうな笑顔を見せていた。
当日は気温が高かったこともあり、冷房が効いた東蔵でぬりえや紙風船作りに熱中する子どもの姿も見られた。