
「静岡県選手権水泳競技大会」男子50メートル自由形が7月27日、静岡県富士水泳場で行われ、中京大学を拠点に競泳選手として活動している松本周也選手(ひまわりネットワーク所属)が日本新記録となる21秒64の日本記録をマーク。2019年に塩浦慎理選手(ReCORE)が樹立した従来の記録を0秒03更新した。
豊田を拠点にする競泳・松本周也選手、50メートル自由形で日本新新記録
松本選手は静岡県下田市出身。5歳で水泳を始め、高校3年で出場した高校総体で200メートル個人メドレーと400メートル個人メドレーの2冠を達成。中京大学スポーツ科学部(豊田市貝津町)に進学後、2022年にオーストラリアで開かれた世界短水路選手権では、4×200メートルフリーリレーで短水路日本新記録を樹立。現在は地元ケーブルテレビ局に勤務する傍ら、同大を拠点に競泳選手として活動している。
今シーズンは、ウエートトレーニングの強化と栄養面での体づくりに重点的に取り組み、日本ガイシアリーナ(名古屋市南区)で開催された愛知県選手権に出場し、21秒97をマーク。今季アジア1位(2025年7月6日大会時点)、日本人歴代4位を記録した。