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豊田・浄水交流館で地産地消レシピ使った調理実習会 中京大生を対象に

調理実習の様子。

調理実習の様子。

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 中京大学の学生を対象にした「若者に知って、作って、食べてもらいたい地産地食レシピ集」を使った調理実習が7月24日、浄水交流館(豊田市浄水町)の調理室で行われた。

豊田・浄水交流館で地産地消レシピ使った調理実習会 中京大生を対象に

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 同レシピ集は、豊田市が市内産農産物のPRと地産地食を推進する目的で昨年2月に制作したもの。今回は、若い世代に向けた地産地食の推進とともに食生活に関心を持ってもらい、将来の健康につなげてもらうことを目的に、包括連携協定を締結している中京大学の学生を対象に実施した。

 当日は16人の学生が参加。レシピ集を監修した管理栄養士の今西モト子さん、島崎道代さんを講師に迎え、「レンジで簡単雑炊」「ひまわりポークとモリモリ野菜の焼き肉風」「ピーマンとじゃこのマヨネーズ炒め」「梨と野菜のスムージー」の調理に取り組んだ。

 はじめに今西さんが、レシピ集で紹介したレシピは「調理器具などをあまり使わず、短い時間で簡単に調理ができ、さらに栄養価の高いものになっている」点を紹介。今回のメニュー紹介と併せて「プレコンセプションケア=妊娠前の健康管理」という言葉も挙げ、思春期の頃から全ての男女にとって体づくりが大切であることなどを説明した。

 その後、グループに分かれた学生たちは、今西さんと島崎さんに手順や火加減などのアドバイスを受けながら、野菜を切ったり、フライパンに食材を入れたりするなどの調理を手分けして行った。出来上がったグループから順に食事を始め、自分たちで作った料理を「おいしい」と言いながら味わっていた。
 参加した学生からは、「一人暮らし向きの簡単なレシピで負担が少なく、おいしくてとても良かった」「とよたの食材に関して知識を深めることができた」などの声が聞かれた。

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