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みよしで初の「イングリッシュキャンプ」 市がALT派遣会社と共同開催

受付で入国審査を受ける児童たち

受付で入国審査を受ける児童たち

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 「イングリッシュキャンプin Miyoshi」が8月5日、おかよし交流センター(みよし市ひばりヶ丘)で開催された。

みよしで初の「イングリッシュキャンプ」 市がALT派遣会社と共同開催

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 同講座は市内の小学生に楽しみながら英語に親しんでもらおうと、みよし市と、主に学校で英語などの外国語を教える際に、日本人教師をサポートする外国籍の教師「Assistant Language Teacher(ALT)」を派遣するアジアプラントサービスが共同で初めて開催。市内の小学4~6年生の児童58人が、1カ国41人のALTと一緒に「世界のお祭り」をテーマに全編英語でコミュニケーションする体験活動を行った。

 会場受付では、入国審査に見立てて、審査官に扮(ふん)したALTが「ハロー」と迎え入れ、児童が自己紹介するとスタンプカードに飛行機のスタンプを押して、イングリッシュキャンプへの入国が完了。その後の開会式では、15カ国のALTが順番に前に出て、自分の国の言葉であいさつしてイベントが始まった。前半は、「ワールドクイズ」「コミュニケーション」「クラフト」「ミュージック」の4つのジャンルに分かれて活動した。

 クラフトでは、「世界のお祭りマスクを作ろう」と題し、メキシコの「シュガーマスク」、イタリアの「ベネチアングラス」のいずれかを選び、会場に用意されたカラーテープやビーズ、ドライフラワーなどを使い、思い思いのマスクを作り上げ、皆でマスクを着けて集合写真を撮影する様子も見られた。

 後半は、アメリカやフィリピン、オーストラリアなど、合わせて10カ国のブースを巡る「ワールドツアー」を体験。10のグループに分かれた児童たちは指定された国のブースを訪れ、その国の祭りについて学んだほか、祭りにまつわるミニゲームに挑戦するなど、児童たちは楽しみながら英語への興味関心を高め、理解を深めた。

 参加した児童の一人は「世界のことを知ることができて楽しかった」「クイズで楽しく(外国のことを)学べて良かった」などと感想を述べた。

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