
「ありがとううどん」手打ち体験が8月14日、おかよし交流センター(みよし市ひばりヶ丘2)で行われた。
市内の産業・観光・農業の分野を中心に「みよしならでは」を体感する体験会を開催し、市内の技術や知識をみよし独自の魅力として市内外へ発信することを目的とした「MIYOSHIヒト・コト発掘体験会事業」の体験講座の一つとして開いた同体験。当日は11人が参加し、講師を務める「ワクワク人間関係」プロデューサー三森啓文さんの指導の下、うどん作りに挑戦した。
講座では、うどんの生地を作るため、中力粉と塩水を混ぜて生地を手でこねた後、麺のコシを出すために袋に生地を入れて15分間踏み続ける作業を2回行った。
生地を踏む工程では、「思ったよりも柔らかい」と感触を楽しみながら笑顔を見せる子どもたちの姿が見られ、生地が出来上がると、打ち粉をまぶしながら麺棒で伸ばし、麺を3ミリ間隔で切りそろえた。
麺が完成すると、お湯を張った鍋で茹ゆでて、冷水で締め、冷たいめんつゆをかけて大葉やトマトを添えて試食。参加者はうどんの出来栄えに満足そうな表情を浮かべ「麺がもちもちでおいしい」などと感想を話した。