空道の世界大会「The 3rd World Kudo Cup 2025」の出場選手の結果報告会が9月2日、みよし市役所で行われた。
空道は、空手と柔道の要素を融合させ、打撃、投げ、関節技、締め技など、多彩な技が認められ、技の種類や難易度によって獲得ポイントが異なり、試合時間内に獲得したポイントが高い方が勝利となる競技。特別に開発された「ヘッドギア」を着用することでの安全性を高めている点も特徴の実践的な総合武道として、高校などの部活動としても取り入れられている。
当日は、7月にブルガリアで開催された「The 3rd World Kudo Cup 2025」に出場し、3位入賞を果たした、みよし市出身の大学1年生・西田美玖莉さんと関係者、小山祐みよし市長、増岡潤一郎教育長らが出席した。
西田さんは「日本の大会では経験できない相手と戦うことができ、これからに生かせる試合ができた」と感想を話し、小山市長は「日本代表として、持てる力を出して3位という成績を残したことは本当に素晴らしいこと。ますますの活躍に期待する」と祝福した。
記念撮影後の歓談では、空道をはじめたきっかけについて、「もともと空手をやっていたが、中学3年の時に高校のオープンキャンパスで空道を知り、自分もやってみたいと思って今の道場に入った」と西田さんが説明するなど、終始和やかな雰囲気の中、市長や教育長と語り合う様子が見られた。