パラ・パワーリフティングの世界大会に出場する日野雄貴選手が9月17日、みよし市役所を訪れ、小山祐みよし市長らに出場報告を行った。
日野選手は、社会人の時に東京パラリンピックを見て自分も出場したいと思い、パラ・パワーリフティングを始め、2年目で全日本選手権3位、その次の年には優勝するなど、優秀な成績を収め、10月11日にエジプトのカイロで開催される「Cairo 2025 World Championships」への出場が決定。
当日は、同市役所で小山みよし市長、増岡潤一郎教育長らに出場報告を行った。
日野選手が、両足の障害のことや、子どもの頃から社会人まで野球をしていたこと、パラ・パワーリフティングに出合ってから全日本選手権に出場するまでの経緯などを話し、大会への抱負を述べた。
続いて小山市長が「強い思いを持って活躍している方が地域にいることが、みよし市にとっての誇り。日野さんの活躍していく姿が、後に続く人たちを勇気づけ、目標になると思う」と世界大会での活躍に期待を込めてエールを送った。
歓談の時間では、普段の練習で気を付けていることや、世界で活躍する選手のことについてなど小山市長が興味深そうに質問。持ち上げられる重量の話題になると、日野さんが「推定で180キロまで持ち上げられる」と話すと驚きの声が上がるなど、談笑を楽しんだ。