
みよし市吹奏楽団「シンフォニックウインズみよし」の第13回定期演奏会が、10月5日、カネヨシプレイス(みよし市三好町)で開かれた。
地域の人たちに気軽に吹奏楽を聴いて楽しんでもらおうと結成された同楽団。日頃の活動の成果を披露しようと毎年、この時期に演奏会を開いている。
今回は、シンフォニックウインズみよしのほか、みよし市立北中学校・南中学校の合同バンドによる演奏を3部構成で披露した。
第1部では、組曲「仮面舞踏会」、ポルカ「雷鳴と稲妻」など、フィギュアスケートでも多く使われる楽曲を中心に4曲を演奏。歌劇「トゥーランドット」が披露された場面では、観客が迫力ある演奏に引き込まれていた。
第2部はゲストステージと題し、両中学校の吹奏楽部が舞台に上がり、行進曲の入門編でもあるマーチ「海兵隊」やSNSからヒットした曲のメドレーなどを、楽器を左右に振りながら演奏するパフォーマンスとともに披露し、部活動での練習の成果を発揮した。
第3部では再び、シンフォニックウインズみよしが登場し、映画「ラ・ラ・ランド」の「Another Day of Sun」、アニメ映画「アラジン」の「フレンドライクミー」などのミュージカル曲や、歌と芝居が一体となった「劇場音楽」で来場者を楽しませ、アンコールでは「ジャンボリミッキー」の演奏とともに観客の手拍子が鳴り響くなど、終始盛り上がりを見せていた。