豊田市中心市街地の祟化館(そうかかん)交流館(豊田市昭和町2)で3月4日、豊田市防災啓発動画「防災の心得」の撮影が行われた。
豊田・祟化館交流館で防災啓発動画撮影 避難所運営を動画で紹介
この啓発動画は、市民や地域の防災・減災意識の向上と普及を図ることを目的に、豊田市や豊田市社会福祉協議会、愛知工業大学、あいちNPO市民ネットワークなどで構成する「とよた防災啓発推進協議会」が、「見てもらう防災」をテーマに、映像で市民に防災・減災意識の向上を訴えかける啓発ツールとして制作したもの。
今回は、「避難所運営」について同市避難所運営マニュアルをベースにした動画を撮影。協議会の委員を中心に、台本片手に撮影監督の指導の下、リハーサルを行い収録に臨んだ。
動画では、避難所として使う交流館の建物に異常がないかをチェックしたり、併設された防災倉庫にある備蓄品の確認、館内の多目的室に段ボールパーティションを設営するシーンなどを撮影。委員らはビデオカメラの前で緊張気味にせりふを述べ、監督からOKの合図が出ると、無事出番が終わり安堵(あんど)した表情を見せる人の姿も見られた。
今回撮影した動画は、4月以降、に豊田市公式ユーチューブチャンネル、啓発用DVDとして公開する予定。