みよし市が7月1日、ネーミングライツ導入事業の募集を始めた。
ネーミングライツとは、市と企業との契約により施設などの名称に企業名や商品名を冠する愛称を命名できる権利で、みよし市では所有する施設を有効に活用して新たな財源を確保するとともに、施設などの知名度・集客力、サービス向上を図ることを目的としている。
導入検討対象となるのは、文化・スポーツ施設などの公共施設や公園・道路などのインフラ施設などで、制度を導入することにより新たな自主財源の確保や、愛称の積極的なメディア発信による施設のイメージアップを図るほか、事業者に対しても地域貢献などによる企業イメージの向上につなげるとしている。
募集方法は、市が選定した施設について募集する「施設特定型」、企業などからネーミングライツに関わる自由な提案を募集する「提案募集型」の2種類で、募集期間は原則30日以上。応募がなかった場合は、募集要項に定める条件を見直した上で、再度、公募を行うという。