イオンスタイル豊田(豊田市十塚町)が6月29日・30日の2日間、同店駐車場でトウモロコシの収穫体験と即売会を行った。
同市では、10年以上前から若手を中心に約20人の農家がハウス栽培や露地栽培でトウモロコシを栽培しており、栽培技術の向上や作付面積の拡大により生産量が増加している。
こうした状況を受け、同店とあいち豊田農業協同組合(JAあいち豊田)が地産地消の推進や農家の所得向上などを目的とし、共同で取り組む地域貢献活動の一環で同イベントを開催。
29日には、同店平面駐車場の一角に、松平地区の「くらら農園」で栽培された朝採りのトウモロコシ「ドルチェドリーム」がなる茎を並べトウモロコシ畑を再現。買い物に訪れた家族連れが自ら、収穫するトウモロコシがなる茎を選び、同店やJA職員からアドバイスを受け、勢いよく実をもぎ取り、収穫を楽しんだ。
くらら農園の安藤源さんは「子どもたちが楽しそうに収穫する様子を見ると励まされる。豊田市・みよし市の皆さんに新鮮なトウモロコシを食べてもらい、地元産農作物のおいしさを知ってほしい」と話す。
7月6日には、グリーンセンター松平店(松平志賀町)でも同様のイベントを実施し、同品種のトウモロコシは8月中旬ごろまで出荷する予定。