「小中学生将棋大会」が7月28日、みよし市図書館学習交流プラザ「サンライブ」(みよし市三好町)で行われた。
将棋の普及・促進と仲間づくりを目的に、市内の小中学生を対象に、みよし市文化協会将棋部会が主催して毎年1回、開いているもの。小学1年生~6年生の児童8人が参加し、総当たりのリーグ戦を行った。
参加者は「お願いします」と一礼して対局を始め、相手の戦い方を見ながら、自分が得意な戦術を駆使して盤面の駒を動かした。
初心者でルールが分からない対戦相手にルールを教えたり、保護者が横からアドバイスするなど、和気あいあいとした雰囲気の中、将棋に興じる姿や、時折口に手を当てて次の一手を考え込む姿、打つ手がなくなり「参りました」と言って終局し、悔しそうな表情を見せる姿が見られた。
大会で優勝した羽佐田湊太さんは将棋の魅力について、「どうやって打ってくるのか分からない中、自分がどういう手を打つかを決められることが魅力」と話し、「いろいろな手を使う人がいて面白かった。ここで優勝できて良かった」と笑顔を見せた。