「骨フェス」と題した企画展が現在、豊田のアトリエ「Art Base Coromo」(豊田市元城町1)で開催されている。
豊田のアトリエで「骨フェス」 鹿の骨を使ったアート作品など展示
骨=生死という重いテーマを扱いながらも、より身近に感じてもらおうと企画した同展。害獣駆除の問題も含め生と死など骨に起因する様々な事象を捉えてもらおうと、足助地区で野生鳥獣の精肉や加工を取り扱う「猪鹿工房 山恵」やなどの協力で開いた。
会場には、骨そのものに手を加えたものや、骨を模した形からイメージを広げたもの、骨をモチーフにキャンバスに描かれたものなど、4人の芸術家が手がけた作品を展示。このほか、ニューミヤゲ店による手の骨を描いた手袋やドクロを記したマスキングテープなど、バラエティーに富んだ骨グッズも販売している。
企画したArt Base Coromoの山岸大祐さんは「展示している作品は骨をテーマとしながらも、そのアウトプットはそれぞれ。なかなか間近で見る機会のない『骨』の存在感と、そこから着想を得た作品の関係性を、じっくり楽しんでいただければ」と来場を呼びかける。
開催は土曜・日曜の13時~18時。入場無料。9月15日まで。