豊田市出身で東海地方を拠点に活動するタレント、中元大介さんが「WE LOVEとよたサポーターズ」に任命され、11月17日、豊田市役所で任命式が行われた。
中元さんは1994(平成6)年7月生まれの31歳。美里中学校の出身で高校卒業後、関東の大学に進み、卒業後はシステムエンジニアとして勤務した後、2021年にテレビアニメ「シキザクラ」の永津吉平役で声優デビュー。その後は活動の幅を広げ、豊田のラジオ局「ラジオ・ラブィート」でパーソナリティーを務めるほか、地元ケーブルテレビ「ひまわりネットワーク」制作のバラエティー番組に出演するなどして、豊田市の魅力発信を行っている。
任命式では、太田稔彦豊田市長から中元さんに任命状が手渡され、記念撮影が行われた。その後、歓談の中で、中元さんと太田市長が同じ高校のサッカー部に所属していたことが分かり、高校時代の話題に花を咲かせた。このほか、中元さんが出演してきた地元ケーブルテレビのバラエティー番組についても触れ、「地元に仕事で帰ってくることができた。今後は、取材で得たものを伝えていきたい。豊田市には、おいでんまつり、ラリー、サッカー、ラグビーなど、好きなものであふれているので、地元の祭りやイベントに関わっていけたらうれしい」と、今後の抱負を述べた。
これを受け、太田市長は「いろいろな形で豊田に関わる仕事をしていただけたら」と、中元さんの活躍による市の魅力の発信に期待を寄せた。
「WE LOVEとよたサポーターズ」は、中元さんの任命で14の個人・団体となり、それぞれの活動の中で豊田市の魅力を発信していく。