「とよたビジネスフェア2024」が5月23日・24日、スカイホール豊田（豊田市八幡町1）で開催された。豊田市と豊田商工会議所が主催し、毎年開催している西三河地区最大級のものづくり展示会。今回は会場の更新工事が行われた影響で、2023年度末からこの時期にずらして開かれた。

スカイホール豊田で「とよたビジネスフェア」　高校生向け企業ブース見学も

　今回のテーマは「新たな可能性 広がる未来」。自動車生産に関わる製造業の最先端の技術や製品の展示をはじめ、大学などの研究機関や行政、金融・通信等のサービス業、農林業等、豊田市内外の120の行政・企業・団体などが出展した。

　会場中央では、「ジャパンモビリティショー2023」に出展された「ギガキャスト・次世代バッテリー」の特別展示が行われ、トヨタ自動車が開発を進める鋳造技術や電池技術を一目見ようと、展示エリアには多くの来場者が訪れた。

　このほか、市内高校生と地元企業を結び付ける人材マッチングの一環として、高校生向けの企業ブース見学ツアーが行われ、豊田工科高校や豊田大谷高校の生徒らが参加。企業担当者から説明を受け、各社が持つ高い技術力に関心を示していた。