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とよたエコフルタウンで「サンクスフェスタ」 ラストイベントで別れ惜しむ

脱炭素社会推進プロモーション事業「NewVibeZ(ニューバイブズ)」のメンバーが成果発表の様子。

脱炭素社会推進プロモーション事業「NewVibeZ(ニューバイブズ)」のメンバーが成果発表の様子。

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 とよたエコフルタウン(豊田市元城町3)で3月16日、閉館前最後のイベント「サンクスフェスタ」が開催された。

とよたエコフルタウンで「サンクスフェスタ」 ラストイベントで別れ惜しむ

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 同館は、地域拠点病院であった加茂病院が2008(平成20)年に豊田厚生病院として移転した跡地に2012(平成24)年に開館。以来、豊田市の未来に向けた取り組みや技術、SDGsなどの情報を発信し多くの人に愛されてきたが、情報発信拠点としての機能を、2024年4月に開館予定の豊田市博物館に移転することに伴い、今月末に閉館を迎える。

 同イベントは、とよたエコフルタウンのこれまでの取り組みを振り返り、来館した人々へ感謝を伝える記念事業「『ありがとう』キャンペーン」の一環として開催。エネルギー、モビリティー、ウエルネスの観点からこれまでの取り組みを楽しく学べるワークショップや展示、豊田で育った作物の販売が行われた。中でも、工場のカーボンニュートラルから生まれたイチゴとトマトを販売するブースでは開催前から長蛇の列ができていた。

 ステージでは、同市が取り組んでいる脱炭素社会推進プロモーション事業「NewVibeZ(ニューバイブズ)」のメンバーが成果発表を行い、3月2日に東京・渋谷で開催されたファッションフェスタ「第38回マイナビ東京ガールズコレクション(TCG)2024 SPRING/SUMMER」に「脱炭素社会推進」のPRで参加した報告や感想を述べた。

 来館者40万人達成を記念した菓子まきでは、太田稔彦豊田市市長やエコフルタウンの運営に携わった企業、豊田市未来都市推進課の職員が登壇。太田市長は「世界121カ国の方が来館し、豊田市の取り組みを学んでいった。今後も豊田市のものづくりが未来の新たな産業につながっていくようにしていきたい」と語り、会場からは大きな拍手が送られた。

 その他、会場に設けられたボードには「SDGsをたくさん学べたよ」「たくさん学んでたくさん遊べる最高の場所」「ありがとうエコフルタウン」など来館者のメッセージが一面に寄せられた。

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