とよたエコフルタウン(豊田市元城町)で9月23日・24日の2日間、「耕Life(こうライフ) SDGsマルシェ」が行われた。
とよたエコフルタウンで「耕Life SDGsマルシェ」 トークショーも
同イベントは、持続可能な開発目標=SDGs発信拠点である「とよたエコフルタウン」を所管する豊田市未来都市推進課と、市内の農業や食、文化などを紹介しているフリーペーパー「耕Life」が企画し、毎年この時期に開いているもの。
「持続可能な暮らしって何だろう?」をテーマにしたクイズラリーのほか、矢作川の生き物の展示ブース、フェアトレード商品やアウトドアグッズの販売ブース、地元の食材を使った料理が味わえるキッチンカーなど合わせて26ブースが出展した。
今年は熱中症対策として、初日は16時~20時の初の夕方開催となった。会場中央に設けられたステージでは、豊田市内などで活動する歌手らによるライブ演奏をはじめ、「人生を耕すトーク」と題したトークショーを開催。矢作川研究所主任研究員の洲崎燈子さんや、おいでん山村センター代表理事の戸田友介さんらがランタンの光を囲み、自然との関わりや地域のつながりなど豊田市の魅力について語り合った。
このほか、今回のテーマに沿って設けた「豊田市未来都市推進課」のブースでは、衣類リサイクル事業の紹介や衣類回収、「おいでん山村センター」のブースでは、定住に関する出張相談や山の素材を使ったお絵描き体験、福祉事業者のブースでは、農福連携で生産された農産物の販売などを行い、来場者は楽しみながら持続可能な暮らしについて学んだ。