豊田市農林畜産物品評会「いちごの部」が2月15日、トヨタ生活協同組合メグリア本店（豊田市山之手8）で行われた。

メグリア本店で豊田市産イチゴの品評会　買い物客も投票

　豊田市農林畜産物品評会は、生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に、豊田市農産物ブランド化推進協議会と豊田市が毎年、開催しているもの。

　当日は、JAあいち豊田に所属する農家が育ててきたイチゴの品種「とちおとめ」「章姫」「紅ほっぺ」の7点が会場に並び、愛知県豊田加茂農林水産事務所の農業改良普及課と農政課の職員、愛知県中央青果と豊一豊田青果の社員、トヨタ生活協同組合の職員、合わせて5人が審査を行った。

　審査は、机に並べられたイチゴのパックを持ち上げるなどして、色や大きさ、形がそろっているか、傷がないかなどの見た目を確認した後、糖度の測定、味や香り、肉質などを採点する実食があり、審査員は各項目についてチェックした。

　審査後、一般の買い物客も参加し、全てのイチゴを試食した後、消費者の目線で「買いたい」と思うイチゴを選び、出品番号が書かれた札にシールを貼って投票した。

　結果は以下の通り。金賞＝中嶋徳幸さん（渡刈町）、銀賞＝酒井由美子さん（畝部東町）、メグリア賞＝成瀬太貴さん（西田町）、消費者賞＝中嶋徳幸さん（渡刈町）。