名鉄トヨタホテル(豊田市喜多町1)で、同社グループの名古屋鉄道(名鉄)とコラボレーションしたコンセプトルーム「名鉄電車ルーム6048」が完成し、8月14日に宿泊予約が始まった。
名鉄トヨタホテルに登場したコンセプトルーム「名鉄電車ルーム6048」
これは、ホテルの客室にいながら名鉄電車を体感できるよう作り上げた特別ルームで、同社グループの名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)が今年4月から提供している「名鉄電車ルーム8802」に続き2部屋目で、豊田市内では初となる。
同ホテルのすぐ横を走る名鉄三河線等での営業運転に使われている名鉄電車6000系車両の部品や内装品を使って製作した模擬運転代に座って運転士気分を楽しめる。ほかにもロングシートの座席や空港特急ミュースカイの実物の座席を設置するほか、名鉄三河線・豊田線に関するものを中心とした貴重な鉄道資料を室内に展示している。
宿泊特典として名鉄電車の入場券(硬券)を模した宿泊記念オリジナル硬券を進呈するほか、実際に駅で使われていたダッチングマシン(日付印字器)での日付刻印体験も用意。予約した先着30人には、6000系車両で使われたつり革を進呈する。
宿泊料金は、ツインルーム1泊朝食付き1人2万9,000円~。