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トヨタ自動車のコンセプトカー「LQ」 とよたエコフルタウンで展示記念イベント

近未来をイメージさせるフォルムが特徴のトヨタ自動車EVコンセプトカー「LQ」
閉幕した「オリンピック東京2020大会」では、マラソンなどの伴走車に用いられていた。

近未来をイメージさせるフォルムが特徴のトヨタ自動車EVコンセプトカー「LQ」 閉幕した「オリンピック東京2020大会」では、マラソンなどの伴走車に用いられていた。

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 とよたエコフルタウン(豊田市元城町)で8月5日、トヨタ自動車のコンセプトカー「LQ」の展示記念イベントが行われた。

トヨタ小型EV「C+pod」とコンセプトカー「LQ」

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 コンセプトカー「LQ」は、トヨタ自動車が公表した人工知能や自動運転など、人に寄り添う新しいテクノロジーによる「新しい時代の愛車」を具現化したもので、人工知能や自動運転・ロボティクスなどの研究開発を行うToyota Research Institute(トヨタ・リサーチ・インスティチュート=米国カリフォルニア州)と共同開発したAIエージェントや自動運転機能を搭載している。

 この日は、LQの展示イベントのほか、開発責任者の井戸大介さんによる車両紹介が行われ、約50人が参加。

 車両紹介では、LQのコンセプトや車両に込めた思い、車両データなどを井戸さんがスライドで説明し、新時代のクルマであることをアピール。開発エピソードでは、「こだわっているデザインを変えずに道路で走らせたい。横のドアがガラスになっていて、ぶつかった時に大丈夫か?と心配もされたが、皆さんに喜んでいただくために頑張った」と当時の苦労を語った。

 タカラトミーとコラボレーションしたトミカの開発や特撮ドラマ「ウルトラマンZ」で車両が登場することになったエピソードなども披露した。

 最後に質疑応答の時間も設け、「LQの燃料は?」「値段はいくら?」「クルマはいつ飛べるようになる?」など、子どもたちからの質問に笑顔で答える場面も見られた。

 井戸さんは「皆さん思った以上に(クルマのことを)よく知っていて、勉強していると感心した。もっと難しい話をした方が皆さんのためになったのかなとも感じた」と笑顔で話す。

 開館時間は9時~17時。月曜定休。コンセプトカー「LQ」の展示は9月30日まで。期間中のエコフルタウンでのイベントやガイドツアーで見学可能。ガイドツアーの申し込みはホームページ、電話で受け付ける。

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