児童を対象とした「ユニバーサルツーリズムスタディツアー」が8月4日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)などで行われた。
同イベントは、アジア・アジアパラ競技大会の開催を契機に、年齢、国籍、障害障がいの有無などにかかわらず関わらず、誰もが安心して楽しめる旅行「ユニバーサルツーリズム」を推進することを目的に、アジア・アジアパラ競技大会豊田市実行委員会が行ったもの。
当日は豊田市内の小学生の児童16人が参加。始めに「ユニバーサルツーリズム」についての説明を受け、点字ブロックの上や車いす用スペースに物を置かないなどのマナーを守ることや、困っている人を見たら何か手伝えることがあれば優しく声をかけてみることなどを学んだ。
続いて、バックヤードツアーを行い、豊田スタジアムの歴史や活躍した選手を紹介するスタジアムギャラリーをはじめ、選手が着替えやミーティングなどを行うロッカールームや準備運動などを行うウオームアップ室、屋外の広大な天然芝のピッチなど、普段は立ち入ることのできないスタジアムの裏側を見学し、参加者は興味津々の様子を見せた。
その後、スタジアムのデッキで、車いすの乗車と介助の体験を行い、車いすで移動する時の体感や、乗る人が安心して乗れるよう、気遣いながら介助する必要性などを学んだ。児童たちからは「車いすのスピートが思ったより速く感じる」などの感想も聞かれた。
電動車いすの試乗も併せて行い、慣れない手付きでレバーを操作しながら、目的の方向に動かす体験も行った。参加者はツアーを楽しむとともに、車いすを利用する人たちの気持ちを理解し、思いやりの心を持つ大切さを学んだ。