「第5回アジアパラ競技大会」に出場予定の、石田駆選手(トヨタ自動車所属)が新たに「豊田市わがまちアスリート」に認定され、9月7日、豊田市役所を訪問し、認定証が贈呈された。
アジアパラ出場の陸上男子・石田駆選手、「豊田市わがまちアスリート」に
豊田市では、市民のスポーツへの関心を高め、スポーツの推進を図ることを目的に、豊田市にゆかりのある有力アスリートを「豊田市わがまちアスリート」に認定し、市民が一体となって 応援する事業を行っている。
石田選手は、岐阜県各務原市出身。岐阜聖徳学園高校時代は400メートルでインターハイに出場。愛知学院大学へ進学直後の2018(平成30)年に骨肉腫が発覚。左上腕が人工骨頭となり周辺筋肉のほとんどを失ったが、闘病を乗り越えパラアスリートとして活躍し、2021年のパラリンピック・東京大会では100メートルで5位入賞を果たした。その後、けがや不調で2024年のパラリンピック・パリ大会の出場を逃すも、今年6月に行われた日本選手権では、100メートルと400メートルで日本記録を更新し、アジアパラ競技大会出場を決めた。
10月18日から豊田市を含む愛知県を中心に開催される同大会では、パラ陸上、男子100メートルと400メートルの上肢障害(T47)に出場する。
同日、豊田市役所で行われた認定式では、太田稔彦豊田市長から石田選手に「豊田市わがまちアスリート』の認定証と、豊田市産の梨「あきづき」が授与された後、記念撮影が行われた。
歓談の時間では、石田選手が「不調もあって、2024年のパラリンピック・パリ大会の出場は逃してしまったが、今回、日本記録を更新し、アジアパラ競技大会に出場がかなった。9年前にインターハイ出場を決めた思い出の地(パロマ瑞穂スタジアム)で、皆さんに活躍を見せられたらと思う」と、国際大会への意気込みを語った。
太田市長から、大会本番にピークを持っていく秘訣(ひけつ)を尋ねられると、石田選手は「オンとオフを大切にしている。趣味はクルマの運転と学生時代に習っていたピアノで、気分転換にドライブをしたり、ピアノを弾いたりして陸上のリズム感も養っている」と話した。
歓談の最後には、石田選手が「東京でのパラリンピックは無観客だったため、国際大会で大歓声を受けて走るのは初めてとなる。多くの方のご声援を頂き、良い走りができれば」と話すと、太田市長が「ぜひ、存分に力を発揮してほしい」と、エールを送った。