孤独・孤立の予防啓発ボードゲーム「コドクエ」の完成記念イベントが5月11日、豊田参合館（豊田市西町1）で開催される。

豊田市能楽堂で孤独・孤立の予防啓発イベント　キンタロー。さんゲストに

　同市は、20～30代の人が孤独感を「しばしば・常に」感じる割合が高くなっていることから、若者を中心に人気が高まっているアナログゲームを活用し、楽しみながら孤独・孤立について考えるきっかけとなるよう予防の一環としてボードゲーム「コドクエ」の制作に取り組んできた。

　同イベントは、孤独・孤立対策の一環として、豊田市が、とよた市民活動センターの運営に携わる「なんつな」（豊田市）、ゲームアプリやウェブ広告などを手がける「カヤック」（神奈川県鎌倉市）と共同で製作したロールプレイング（RPG）ボードゲーム「コドクエ」の完成を記念したもの。

　イベントは2部構成。第1部のトークショーでは、能楽堂を会場に、三河地方のお笑いタレントのキンタロー。さんをゲストに迎え、自身のヤングケアラーやいじめに関する体験談、参加者の孤独・孤立の悩みに物まねを交えて回答していく。

　第2部は、場所を参合館1階のアトリウムに移し、ボードゲーム「コドクエ」のプレー会を開催。ゲームなどを通じて、楽しみながら孤独・孤立を未然に防ぐ方策について学ぶ。

　第1部トークショーは10時～11時。定員400人。第2部プレー会は11時15分～12時と13時15分～14時。各回定員40人。入場無料。事前受け付けが必要で、定員に達し次第、締め切る。