
みよし市福谷町広久伝地内の田んぼで6月28日、「第1回 自然観察会」が開催された。
市内に現存する自然環境の中で、どういった生き物がどこに生息し、どのように生息しているのかを観察することで、生き物の保全について考えてもらおうと、みよし市とNPO法人「みよしの自然環境を守る会」が共催した。
当日は、23組85人の参加者のほか、自然環境を守る会の会員、愛知教育大学の教員、学生など、合わせて152人が参加した。参加者は、田んぼやビオトープで、生き物の観察や、ジャンボタニシ・田んぼの雑草の駆除作業を行った。
田んぼでは、参加者が泥の中に入り、カエルや、オタマジャクシ、ドジョウなどを観察したり、ジャンボタニシをカゴいっぱいに捕まえたりするとともに、稲に付いたピンク色の卵をタモで水中に落とす人の姿も見られた。
観察会後に行った愛知教育大学の教員による生き物の解説では、「ハイイロゲンゴロウ」「マツモムシ」など、田んぼで当日捕まえた生き物を紹介し、子どもたちは目の前で生き物を見たり、実際に手で触ったりして楽しんでいた。
参加者からは、「あまり見たことのない生き物が見られて良かった」「小さなカエルとかがいっぱいいて子どもも喜んでいた」などの声が聞かれた。