見る・遊ぶ 学ぶ・知る

豊田・千石公園で「橋の下大盆踊り」 戦後80年、盆踊りに平和の願い込める

橋の上ステージで行われたトークライブ「TALKING SURVIVORS-橋の下スペシャル-」の様子

橋の上ステージで行われたトークライブ「TALKING SURVIVORS-橋の下スペシャル-」の様子

  • 0

  •  

 「橋の下大盆踊りSOUL BEAT ASIA2025」が8月14日~16日の3日間、豊田市千石公園と豊田スタジアム(豊田市千石町7)を会場に開催された。

豊田・千石公園で「橋の下大盆踊り」 戦後80年、盆踊りに平和の願い込める

[広告]

 同音楽祭は、豊田市を拠点に音楽活動を行う「TURTLE ISLAND(タートルアイランド)・ALKDO(アルコド)」リーダーの永山愛樹(よしき)さんや所属レーベルmicroAction(マイクロアクション)をはじめ、地元有志らで構成する実行委員会が主催・企画したもの。

 東日本大震災の発生をきっかけに、音楽を通じた被災地の復興支援とともに、南海トラフ巨大地震で甚大な被害が想定される豊田市で、自ら命をつなぐ力を育んでいこうと、2012(平成24)年から矢作川に架かる豊田大橋のたもとの千石公園を会場に開催している。

 今年は、終戦80年の節目を迎えたこともあり、平和への願いを込めて盆踊りを中心に、会場内の5つのステージで音楽ライブなどを繰り広げた。
 今回初の試みとして、豊田スタジアム北コンコース内の橋の上ステージで、「TALKING SURVIVORS-橋の下スペシャル-」と題し、権力とメディアと大衆、マツリとコミュニティーなど4つのテーマで、各分野の専門家らをゲストに迎えた討論会が行われた。会場では各回200人以上の聴衆が、専門家による解説に耳を傾けたり、登壇者に熱心に質問したりする姿が見られた。

 夕方からは会場中央の櫓(やぐら)を中心に盆踊りが行われ、会場では、音楽に体を委ね、リズムを刻んだり、飲食や買い物を楽しんだりする来場者、木や竹などで作った遊具などが並ぶ子どもゾーンで無邪気に遊ぶ子どもたちの姿が見られた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース