
多文化共生をテーマにしたイベント「World Food & Music Festa(ワールドフード&ミュージック フェスタ)」が9月20日、豊田市駅東口のGAZA南広場(豊田市喜多町1)で開催される。主催は豊田青年会議所(豊田JC)。
豊田市駅前で「ワールドフード&ミュージック フェスタ」 豊田JCが企画
豊田市では自動車関連企業などで働くアジアや南米系の住民が増えていることから、文化や言語が違う日本人と外国人が遊び・食・音楽を通じて自然に交流し、互いをより深く理解し、認め合うきっかけの場を作ろうと企画したもの。
会場では、アサイーや盛岡冷麺などを販売するキッチンカーをはじめ、フィンランド生まれのスポーツ系レクリエーションの「モルック」やフランス発祥の「ペタンク」などの体験コーナー、サンバの実演といった音楽ステージなどを行う。
豊田JC多文化共生推進委員会の天川湧斗委員長は「最近の『日本人ファースト』という言葉が表すように、外国人との溝ができつつある。文化や言語が違っても、同じ人間同士なので、それぞれの国の遊びや食、音楽を通じて、楽しみながら、互いのことを知ることで、同じ豊田市に住む仲間という意識を育むきっかけとなれば」と期待を込める。
開催時間は16時~19時35分。入場無料。