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豊田市が「とよたフレンズ」認証セレモニー 多文化共生社会の実現に注力

「とよたフレンズ」認定セレモニーに出席した各団体の代表者ら。

「とよたフレンズ」認定セレモニーに出席した各団体の代表者ら。

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 豊田市駅東口まちなか広場「とよしば」(豊田市喜多町1)で10月23日、「とよたフレンズ」の認定セレモニーが行われた。

豊田市が「とよたフレンズ」認証セレモニー 多文化共生社会の実現に注力

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 豊田市は、市内に居住または市内で活動する外国人が安心して暮らすことができるように、豊田市が実施する多文化共生に関する事業や行政情報などの発信に協力する個人や団体を「とよたフレンズ」として認定する制度を昨年度から実施している。

 今回、3月29日に「とよたフレンズ」第1号として認定したブラジルの国民的アニメキャラクター「モニカ&フレンズ」に続き、母国の文化活動の普及、国際ボランティア活動などを行っている「伯人学校イーエーエス豊田」、「チェ・ベトナム」など6団体と、ブラジル人と日本人のハーフで、愛知県を中心に活動しているモデル・タレントのヴィトルさんを認定した。

 セレモニーであいさつに立った太田稔彦豊田市長が、「とよたフレンズ」の取り組みについて説明。「お互いにフレンドになり、それぞれ情報を交換し合い、コミュニケーションの輪を作っていきたい。今回、認定した団体・個人の素晴らしいネットワークが生かされて、豊田市がもっと楽しく、豊かになることを期待している」と述べ、同市の国際化への意気込みを見せた。

 太田市長から認定証が手渡された各団体の代表は「さまざまな活動を通して、日本との架け橋になれたらと思うので、これまで以上に交流を深めていきたい」「豊田市に住む外国の人たちがもっと住みやすくなるように活動を広げていく」などと話し、今回の認定を喜び、今後の展望を語った。

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