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豊田・柳川瀬体育館で「地域&防災フェスタ」 地元産食材で炊き出し訓練も

「うねべ汁」を振る舞うボランティアのみなさん。(柳川瀬公園にて)

「うねべ汁」を振る舞うボランティアのみなさん。(柳川瀬公園にて)

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 「第14回畝部(うねべ)フェスタ&防災フェスタ」が11月1日、豊田市柳川瀬体育館(畝部東町)で開催された。

豊田・柳川瀬体育館で「地域&防災フェスタ」 地元産食材で炊き出し訓練も

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 豊田市南東部に位置する畝部地区は、一級河川・矢作川が付近を流れ、低地が広がることから、地区内に多くの浸水被害想定箇所を抱えている。こうした地理的条件から、住民同士が交流を図るとともに、地域住民の防災意識を高めてもらおうと、地元の有志で構成する畝部まちづくりの会、うねべ発展会、上郷スポーツクラブが主催して開いている同イベント。例年、地域住民ら約1300人が参加している。

 メイン会場となる体育館では、市民団体のPRブースが出展し、芸能発表を行う。芸能発表では、地元の上郷中学校の生徒による吹奏楽の演奏をはじめ、こども園や小学生によるダンスや踊り、大正琴や和太鼓の演奏などを披露。同地区にある家田病院や有志らで作るプロジェクトチームによる「腸活体操」もお披露目した。

 屋外では、災害時に活躍する消防車や給水車の展示、地元で採れた野菜の販売をはじめ、キッチンカーなどが出店。炊き出し訓練を兼ねて、800人前の大きな鍋で、近くの畑で収穫された大根やニンジン、ゴボウなどの野菜や豚肉、地区内のみそ蔵で醸造された赤みそ・桝塚味噌(みそ)を使った「うねべ汁」を振る舞い、匂いに誘われ、鍋をのぞき込む来場者の様子も見られた

 畝部まちづくりの会の成田悟会長は「秋の一日を地域の人がわいわいガヤガヤ楽しんで、絆を深めてもらうことで、いざというときの備えになれば」と話す。

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