「からくり&デジタル展」が12月17日・18日の2日間、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された。
スカイホール豊田で「からくり&デジタル展」 市・トヨタ・商工会が共催
同展は、トヨタ自動車やトヨタグループの現場で培われた知恵と工夫、身近な素材で現場の課題を解決するための「からくり」機構や現場でのデジタル活用の事例を紹介し、参加者にノウハウを持ち帰って自社で生かしてもらおうと、豊田市、トヨタ自動車、豊田商工会議所の3者が共同で開催したもの。
会場には、トヨタ自動車をはじめグループ企業が現場で活用している約150の技術ブース展示をはじめ、改善を通じた人材育成とものづくりの技術向上に関する講演、第一線で活躍する女性職員による取り組み紹介などが行われた。
ブース展示では、機械に通すだけでボルトの長さを判別するからくりや、運転前後のアルコールチェックが管理できるスマホアプリのほか、2次元コードを使った備品管理システム、AIによって検査を自動化し、保守・運用体制の効率化を図るものなどが並び、各担当者が実物や資料を見せて紹介した。
自動車部品メーカー「アイシン」のブースでは、部品の箱詰めの際に、作業位置を一定に保ち、箱詰めが完了したらペダルを踏むことで箱の重量で箱を流すことができ、体への負担を軽減する搬送補助システムに多くの参加者が集まり、メモを取りながら担当者の説明に耳を傾けた。
会場のロビーには、豊田佐吉の初めての発明特許品「豊田式木製人力織機」の展示・体験コーナーも設け、機織りの仕組みを体験する参加者の姿も見られた。
豊田市次世代産業課の伊地知さんは「多くの人に見てもらえて良かった。ものづくりのまちとして、今後も魅力を発信できる催しを企画していきたい」と話す。