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豊田のフリー誌「耕Life」、日本コンテンツ大賞」で3部門受賞 市長へ報告も

太田稔彦豊田市長を表敬訪問した「耕Life」編集メンバー。

太田稔彦豊田市長を表敬訪問した「耕Life」編集メンバー。

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 デザイン会社「こいけやクリエイト」(豊田市平戸橋町)が発行しているフリーマガジン「耕Life(こうライフ)」が、一般社団法人「日本地域情報振興協会」(東京都中央区)が主催する「日本コンテンツ大賞2021」の3部門で受賞したことを受け、12月2日、太田稔彦豊田市長を表敬訪問し受賞報告を行った。

豊田のフリー誌「耕Life」、日本コンテンツ大賞」で3部門受賞 市長へ報告も

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 同誌は、「人生を耕す」をテーマに、豊田市内の農業や食、暮らし、環境、文化について、地域に根差した情報を発信している季刊発行のフリーガジンで、2012(平成24)年の創刊以来、主婦をはじめ広く市民から支持されている。

 「日本コンテンツ大賞2021」は、全国のタウン誌、地域密着型のフリーペーパーや動画、ウェブサイトから参加エントリーを募り、コンテンツのクオリティーや読者支持率など、多彩な視点でから審査し、評価の高いものを選定して表彰するもの。

 今回は全国から約520媒体がエントリーし、同誌は、ビジネスモデル部門で最優秀賞、読者投票部門で3位、隈研吾特別賞で優秀賞を受賞した。

 表敬訪問では編集者5人が太田市長と記念撮影を行った後、西村新(しん)編集長が受賞内容などについて報告。受賞式典の動画を用い、同誌の蜂蜜特集をきっかけに養蜂に挑戦し、蜂蜜の販売や商品開発に取り組んだり、まちづくりプロジェクトの事務局を務めたりするなど、持続可能な経営基盤を築いてきたことがビジネスモデル部門の最優秀賞に選出された理由だったと説明した。

 歓談の時間では、特集記事のテーマ設定や広告募集など編集作業に話題が及び、西村編集長は「読者と生産者の橋渡し役としてテーマを設けている。少しでも多くの読者の人生にとって意味あるアクションにつなげてほしい」と意気込みを述べると、太田市長は「情報をどう伝えるのか行政も企業も悩んでいる。簡単に情報が伝わると良いと思うが難しい。伝えたい情報は何か、編集者が覚悟を決め、手間をかけたものでないと伝わらない。人と人とをつなげる『耕Life』を通じて、幸Life(こうライフ=幸せな生活)につながるといい」と話し、今後の可能性に期待を込めた。

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