尾三消防本部(愛知郡東郷町)で1月5日、「令和4年 尾三消防組合 消防出初式」が行われた。
尾三消防組合では、消防関係者が一堂に会することで、団結力を高めるととも共に、消防活動への意識の高揚を図ろうと、毎年この時期に消防出初式を行っている。
この日は、尾三消防組合議会議員、愛知県議会議員、尾三消防連絡協議会に所属する5市町の消防団長ら関係者が
出席。
始めに管理者式辞で、井俣憲治・東郷町長があいさつした後、防火・防災の普及や、消防行政の運営に尽力した個人・団体を表彰。救急活動能力の向上や、防火の啓発活動、消防力の向上などに寄与した10人に尾三消防本部の伊豆原正人・消防長から表彰状が手渡された。
式が終わると、尾三消防本部の訓練場で消防訓練が行われ、出火した建物に取り残された人の救出と、2台の車が衝突し、車内に閉じ込められた要救助者の救出を想定した2つの訓練が行われた。
訓練中、隊長の指示の下、隊員同士で声を掛け合いながら迅速に救助活動に取り組み、最後は、参加した隊員31人が一斉放水を行うなどして、防火・防災に向けての士気を高めた。