みよし市図書館学習交流プラザ「サンライブ」(みよし市三好町)で1月30日、「第1回 みよし灰釉陶器(かいゆうとうき)コンテスト」の表彰式が行われた。
これは、伝統文化を体験し、興味を持ってもらおうと毎年開催されている「灰釉陶器(かいゆうとうき)づくり体験」や市内の小学校、一般団体を対象に行っている「歴史出張授業」で、参加者が製作した灰釉(かいゆう)陶器を集め、展示・コンテストを行うことで市民に郷土の歴史・文化・芸術に触れ、広く知ってもらおうと、みよし猿投古窯(さなげこよう)研究会と、みよし市立歴史民俗資料館が主催して初めて行ったもの。
当日は、1月20日~29日に行っていた作品投票では353票が投票され、上位に入賞した市民9人を表彰した。
初めに、みよし猿投古窯研究会松浦理事がコンテストの概要を説明。「今回の展示作品を通して、みよし市も当時は、優れた生産地であったことを知っていただき、より一層、みよし市の歴史について理解を深める機会にしてほしい」と呼び掛けた。
続いて入選作品の表彰が行われ、「会長賞」「やったね賞」「いいじゃん賞」「キラキラ賞」「グッジョブ賞」の受賞者一人一人に表彰状が手渡された。
表彰が終わると、みよし市立歴史民俗資料館学芸員の嘉見(かみ)さんが「今回多くの作品を出展してもらい、どの作品も投票は僅差で投票締め切りまでどの作品が入賞するか分からない状況だった。来年も灰釉陶器づくりの体験会を行うので、ぜひ参加してほしい」とお礼の言葉を述べ、表彰式を締めくくった。
同コンテストの出展作品の展示は、2月8日まで。