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豊田市防災学習センターで春の企画展 学生・地元農家と防災備蓄食活用レシピ考案

防災備蓄食を活用したレシピの展示。

防災備蓄食を活用したレシピの展示。

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 豊田市防災学習センター(同市長興寺町1)で現在、防災に関する春の企画展が行われている。

豊田市防災学習センターで春の企画展 学生・地元農家と防災備蓄食活用レシピ考案

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 2021年10月に「第5回食品ロス削減全国大会」が同市で開催されたのを機に、行政と企業が連携してゴミ減量に積極的に取り組んでおり、賞味期限切れ非常食の食品ロス削減対策の一環として同市環境部ごみ減量推進課が企画した。

 非常食は期限になると大量に廃棄してしまうため、会議で関係を構築した愛知工業大学の料理サークル「ヒルズ」の学生と地元農家グループ「夢農人(ゆめのうと)とよた」に呼び掛けてアレンジレシピを考案。会場では、廃棄してしまう非常食を主な材料に、夢農人のメンバーが生産する緑茶やトウモロコシなどの食材を使った「とうもろこしごはん」や「茶粥(がゆ)」、フレンチトースト、ドリアなど全9種類のアレンジレシピ紹介している。

 同課の宮崎さんは「非常食も貴重な食品。みんなで考案したレシピを試して、少しでもゴミ削減に役立ててもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~16時30分。月曜休館(祝日は開館)。3月31日まで。

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