![白浜公園で開催している「白浜公園パークラン」の様子。](https://images.keizai.biz/toyota_keizai/headline/1648682858_photo.jpg)
豊田市白浜公園(豊田市白浜町)で毎週開かれているコミュニティーイベント「白浜公園パークラン」が3月26日の開催で50回目を迎えた。
「白浜公園パークラン」が50回の節目 コミュニティーイベントとして参加呼びかけ
「パークラン」はイギリス・ロンドンの公園が発祥のイベントで、毎週土曜の朝、5大陸22カ国の公園や広場を会場に無料で開催しているもの。日本では約30の会場で、それぞれが定めた5キロのコースをジョギングやランニング、ウオーキングするほか、ボランティアや観覧者としても参加することができるため、交流目的で参加する人も少なくない。
豊田市では2020年11月から、野外運動指導士の青木宏和さんがイベントディレクターとして豊田スタジアムそばの同園を会場に開催。コロナ禍で健康維持を目的にした人や家族連れ、マラソンイベントの中止が相次いだことによる市民ランナーらが参加している。
当日は、未就学児から75歳以上のシニアまで約30人が参加。朝8時から河川敷の約2.5キロのコースを参加者それぞれのペースで2周し、5キロのコースを完走した。
参加者は事前登録した個人IDに参加記録を登録し、ゴール後に自身の記録を確認して達成感を感じたり、参加者同士が記録について語り合ったりするなど、互いに交流する場面も見られた。
青木さんは「パークランはスポーツを楽しむだけでなく、ボランティアも含めた参加者同士が顔見知りになって輪が広がっていくことを目的としたコミュニティーイベント。走らなくてもいいので、興味のある人は一緒に輪に加わってもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は毎週土曜の8時~9時。参加無料。事前申し込は不要。