豊田市消防本部(豊田市長興寺町1)で3月26日、「令和4年 豊田市消防団任免式」が開催された。
これは、豊田市消防団幹部が一堂に会し、団長が入退団者などに辞令を交付し、消防団幹部として任期を終えた団員へ感謝を伝えるとともに、消防団に防災に対する意識を高めてもらおうと毎年、この時期に開いているもの。
当日は、消防団員とその家族約85人をはじめ、太田稔彦豊田市長、太田博康豊田市議会議長ら関係者が出席。冒頭、太田市長が「これからの新しい体制の中で、豊田市消防団が、安全・安心なまちづくりに対して貢献してもらうことを願っている。退団される皆さんも引き続き、この地域のために心遣いいただくことを期待する」と、あいさつした。
続いて、藤村匡泰(まさやす)消防団長の退団、新年度から新団長に任命された黒野準・新消防団長の辞令交付を行い、藤村・前団長が「消防団長として、多くの市民や団員の皆さんの支えがあり重責を果たすことができた。豊田市消防団のさらなる発展を願っている」と謝辞を述べた。
最後に黒野・新団長が「豊田市消防団は、南海トラフ地震の際に役立つ消防団員を育てる」と訓示を述べて式典を締めくくり、出席した団員は新年度からの新体制に向け意識を高めた。