「∞(無限)ゾッキシリーズ 第2回豊田アイデアソン」が5月12日、豊田市駅東口まちなか広場「とよしば」(豊田市喜多町2)で開催された。
「∞ゾッキシリーズ」のPR方法を児童が提案 鈴木福さんも議論に参加
愛知県蒲郡市出身の漫画家・大橋裕之さんの原作で、俳優の竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんが共同監督を務めた映画「ゾッキ」とドキュメンタリー映画「裏ゾッキ」の続編として、今年4月からBSデジタル放送「BSJapanext」で放送し、豊田市などでロケが行われている「∞ゾッキシリーズ」の撮影を記念して、同作品を後援する官民で構成する実行委員会「ムゲントヨタ」が開いた。
当日は、豊田市立元城小学校の6年生児童12人が参加。実行委員会メンバーの進行により、作品の撮影前と放送前のPR方法や撮影で豊田市を訪れる映画関係者に対するおもてなしについて意見を出し合った。
冒頭、同作品の宣伝映像や先行して豊橋市で開催されたワークショップの様子を紹介し、どのようなPRをすると効果的かを考えるよう議論を促すと、児童らは動画アプリやショートムービーの活用、オリジナルキャラクターのグッズ製作、スタンプラリーの実施など、さまざまなアイデアを提案した。
ワークショップの中盤では、6月からの放送を控える旅番組「旅ゾッキ~豊田編~」で同市の自然の魅力や見どころなどを紹介する俳優・鈴木福さんが特別ゲストとして参加。ドラマ「「∞(むげん)ゾッキ シーン1」の撮影が近々行われることから、映画関係者に対するおもてなしをテーマにした議論も交わされ、鈴木さんが「おいしいごはんを食べられることを俳優さんは楽しみにしている」「弁当に地元の人からのメッセージカード添えられていたのがうれしかった」など、出演者の目線で自身のエピソードを紹介すると、児童らは関係者に喜んでもらえるおもてなしについて積極的に議論を重ねていた。