道の駅「どんぐりの里いなぶ」(豊田市武節町)で7月2日、リニューアルオープンを記念した式典が行われた。
豊田市山間部の玄関口 道の駅「どんぐりの里いなぶ」 リニューアルオープン
道の駅「どんぐりの里いなぶ」は、施設のアンテナショップ機能やにぎわい創出機能を強化し、豊田市の総合的な情報発信拠点と中山間地域における交流拠点として活用しようと、2021年3月から再整備工事を進めてきた。
再整備工事では、直売所と食堂を備える「どんぐり横丁」を改築し、豊田市全域から集めた豊田市産の商品の取り扱いとPRが可能となったほか、食堂の新装によるジビエ料理などの新メニューを提供。雨天時などでもイベントなどが開けるよう、イベント広場に大型の屋根(=キャノピー)を設置した。
当日はリニューアル工事が完了したことを受け、オープン前に記念式典が行われ、太田稔彦豊田市長をはじめ、地元選出の国会議員や市議会議員、関係者らが出席。太田市長は「稲武は、西三河、東三河、奥三河、東濃、長野、その全体の拠点となる場所で、玄関口であり出発点となる。これからも稲武をよろしくお願いします」と述べ、来場者にさらなる利用を呼びかけた。
テープカットでは、ゲストにラリードライバーの安藤裕一さんらがラリーカーに乗って登場し、太田市長らと共にテープカットを行うと、来場者から大きな拍手が送られた。
式典が終わると、リニューアルした「どんぐり横丁」の前には多くの人が列を作り、飲食スペースでは、かき氷を食べる家族やラーメンをすするドライバーの姿が見られるなど、にぎわいを見せていた。