「環境の保全を推進する協定協議会」が7月13日、集めた食品を豊田市社会福祉協議会に寄付した。
環境の保全を推進する協定協議会、豊田市社会福祉協議会へ食品寄付
環境の保全を推進する協定協議会は、豊田市と協定を結んだ企業33社と豊田市で構成する組織。企業同士の環境に配慮した取り組み事例の情報共有や、先進事例を学ぶ工場見学会や講演会を通じて、幅広い環境取り組み事例を収集しており、食品の寄付は昨年から年2回、行っている。
今回は、協議会に属する7社が環境月間である6月に協議会活動の一環として、家庭で余っている食品などを持ち寄り、必要としている人に届けるフードドライブを実施。集めた食品や飲料などを豊田市社会福祉協議会に寄付した。
豊田市福祉センター(豊田市錦町1)で行われた贈呈式では、フードドライブを実施した7社を代表し、トリニティ工業(豊田市柿本町)安全健康推進部の望月宏一部長、豊田市社会福祉協議会の幸村的美会長らが出席し、望月部長から幸村会長に目録が手渡された。
この日贈られたのは、お菓子や缶詰、カップ麺、飲料、レトルト食品など合わせて688個で、昨年同じ時期と比べ約300個増えた。望月部長は「昨年よりも機運は高まっている」と話し、継続的な活動に意欲を見せた。
今回寄付された食品は、こども食堂で利用されるほか、生活困窮者などへの支援に使われる。