みよし市役所で5月13日、「災害時等におけるレンタル機材の供給に関する協定」締結式が行われた。

　この協定は、みよし市と西尾レントオール中部支社（名古屋市中区）が、同市内で地震や風水害などの災害が発生または発生する恐れがある場合、災害応急対策や避難所の運営活動などで必要となる重機や発電機、スポットクーラーなどのレンタル機材の供給を受けることを可能にするために結ばれたもの。

　今回の協定締結で、同市の備蓄では不足する機材のレンタル供給が可能となり、早期復旧や避難所の居住性の向上が期待される。

　締結式には、小野田賢治みよし市長や西尾レントオール中部支社の濱田雅義取締役中部支店長など関係者およそ10人が出席。協定に関する趣旨説明が行われた後、小野田市長と濱田取締役中部支店長が、それぞれ協定書に署名し協定が結ばれた。

　続いて、あいさつに立った小野田市長は「皆さまの力を借りて、災害時に避難所に来られた方に快適に過ごしてもらえるよう前進できたことをとても喜ばしく思う」と述べ、今回の協定締結に感謝の意を表した。濱田中部支店長は「真摯（しんし）に向き合い、誠意をもって対応していく」と述べ、市民の安全安心に貢献していく意欲を表した。