10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議で、中京大学豊田キャンパス(豊田市貝津町)を拠点とする同大硬式野球部から澤井廉選手(外野手)が東京ヤクルトから3位で、三浦大輝選手(投手)が西武から育成3位で、それぞれ指名された。高校時代からプロ野球選手を目指し中京大学に進学した2人が共に夢をかなえた。
澤井選手は、大学1年からレギュラーとして活躍。全打席ホームランを狙うフルスイングが魅力で広角に打ち分ける高い打撃技術が武器。大学3年時には、大学日本代表候補に選出された。ドラフト指名後、澤井選手は「村上選手のようにホームランを打てるような選手を目指していきたい。1年目から1軍で活躍したい」と意欲を示した。
三浦選手は、最速151キロの直球と低めに集める制球力が魅力の投手。大学3年時の愛知大学野球秋季リーグでは、防御率0.84で最優秀防御率のタイトルを獲得。指名後、三浦選手は「ホッとしているというのが一番。指名していただいてありがたい。ストレートの質でどんどん押せるのが武器。下からはい上がって、一日も早く支配下選手となり、活躍する姿を見せたい」と話した。
中京大学からは山本一輝(巨人6位=2020年)、伊藤稜(阪神育成1位=2021年)に続く、3年連続指名の快挙となった。