豊田市消防本部が11月9日、秋季全国火災予防運動に合わせて愛知県立猿投農林高校(豊田市井上町)と連携して製作した「消防カレンダー」の販売を始めた。
豊田市消防本部が「消防カレンダー」 猿投農林高校写真部とコラボ
同カレンダーは、2017年に結成し市内14の高校で防災意識向上の啓発活動に取り組んでいる豊田市高校生消防クラブの活動の一環で取り組んだもの。全国大会で優勝した実力を持つ猿投農林高校写真部の生徒が撮影した写真を採用し、特殊な災害現場で使う普段は見ることのできない装備や消防の日常点検、放水訓練の様子を撮影した内容となっている。
同本部予防課の木戸さんは「高校生が撮影したカレンダーをリビングに置いてもらうことで市民に消防を身近に感じてもらい、防災意識向上につなげてもらえれば」と話す。
カレンダーは卓上用のB6サイズで1部500円。200部限定。消防本部に併設している防災学習センター窓口で扱っている。