「第41回 豊田マラソン大会」が12月11日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)とその周辺道路を会場に行われた。
同大会は、市民の健康増進や街の活性化を図るとともに、家族や仲間との親睦を深め、運動する楽しさを実感してもらおうと、豊田市が主催して1980(昭和55)年から開催しているもの。
豊田市の一大スポーツイベントとして多くの市民に親しまれているが、コロナ禍の影響で3年ぶりに従来形式での開催となった今年は、約6000人のランナーが参加した。
参加者は9時30分、豊田スタジアム東交差点に設置されたスタート地点から、2キロコースの小学生男子から順に、2キロ、4キロ、10キロの3つのコースを、年齢、性別などで分けられた部門ごとに周辺道路のコースへ駆け出しタイムを競った。
このうち10キロの参加者は、スターターを務めた太田稔彦豊田市長の合図に合わせて一斉にスタートし、この日のために積んできた練習の成果を発揮しようと懸命にゴールを目指す姿に、沿道からは温かい拍手と声援が送られた。
豊田スタジアムの東イベント広場周辺では、飲食ブースや足湯コーナー、WRC世界ラリー選手権のラッピングがされた水の無料配布のほか、陸上の十種競技でオリンピック出場経験を持つ中村明彦選手とともに5つの種目に挑戦する「KING OF ATHELETA CHALLENGE」など、さまざまmなスポーツコンテンツも行われ、多くの人でにぎわいを見せた。